潔く、敢えて日常の足として扱う、1975年式ホンダ・シビック 1200RS(SB1型)

突然だが、旧車に対するイメージといえば、どのようなものがあるだろうか?


幼少期からの憧れであったり、年季の入ったクルマであればあるほど、自分のところにいる限りは静かな余生を送らせてあげたい・・・。また、「雨の日は絶対に乗らない」というケースも少なくないように思う。結果的に、オーナーの思いが強いほど溺愛してしまうのは当然といえる存在かもしれない。今回、ご紹介させていただくオーナーは、旧車だからと特別扱いせず、敢えて日常の足として使いつつも、惜しみない愛情を注いでいるという。どのように愛車と接しているのか、詳しく話しを伺ってみることにした。










「このクルマは、1975年式 ホンダ・シビック 1200RS(以下、シビック)です。これまで初代シビックを何台か乗り継いできまして、気がつけば、トータルで22年間も乗っています。ちなみにこの個体のオドメーターは現在12万キロを超えたあたり。私が2オーナー目とのことです」。